立川市柴崎町の小林歯科クリニックは予防歯科・歯周病治療に取り組んでいます

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歯周病は感染症

成人の約90%が知らないうちに感染していると言われている歯周病。

最近では10代~20代で歯周病になる患者さんも増えています。(若年性歯周炎)

歯周病は自分がなっていなくても、家族や他人、ペットから感染する可能性があります。

知っている方も多いかもしれませんが、歯周病は箸の使いまわしやキス、飲み物の飲みまわしなどで感染してしまう可能性があります。

もちろんお子さんがいる方がスプーンの使い回しなどをしただけでうつります。

例えば結婚されている方で、旦那さんが歯周病だったとしましょう。奥さんが歯周病でなくても、旦那さんからキスなどで菌がうつります。奥さんの免疫力が落ちている時や、疲れているときなどに発症する可能性があります。そのため、夫婦やカップルで歯周病の予防を行う事がよいでしょう。

では、歯周病を他人にうつさないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?

◎お口の中のキレイな状態を保つ事!!

つまり、お口の中にプラークや汚れを貯めずに清潔にする事が大切です。

先ほど歯周病はキスや箸の使いまわしなどでうつるといいましたが、感染したからといって歯周病が発症するとは限りません。

歯周病に感染し、体力が落ちていたり、抵抗力が落ちている時に発症します。

【子どもは歯周病にならないの?】

最近、子どもの歯肉炎が増えてきています。子どもの歯周病ってあまり聞きませんよね?

子どもは大人に比べると歯周病になるリスクが低いと言えます。しかし、子どもがかからない病気ではないということを知っておいて下さい。そのため、小さいうちからしっかりお口の中を清潔にし、定期検診を受け、キレイな口腔環境を維持する事が大切です。

【ペットからもうつるの?】

お家に犬や猫などのペットを飼っている方も多いと思います。ペットも家族の一員ですが、犬や猫にお口の周りをなめられたりすることでも感染の可能性がありますので注意して下さい。

このように、歯周病は感染症です。自分やパートナー、子どものお口の中の健康を保つ為にもしっかり口腔ケアしていきましょう。

歯周内科治療はこちらへ→

歯周内科って何?

みなさんは、「歯周内科」という言葉を聞いたことはありますか?

歯周病に対する新しい治療として注目されています。まず、歯周病について説明します。
歯周病とは、お口の中の細菌が原因で発症します。ブラッシングが上手く出来ずに磨き残しがあると、食べかすが歯の表面に付着したままになります。そのまま放置されると細菌が繁殖する住みかになります。その細菌が毒素を出し、歯肉は炎症を起こします。
さらに放置してしまうとやがては、歯を支える骨までも溶かしてしまいます。最終的には、歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。45~54歳ではおよそ90%近くの人が歯周病にかかっていると言われています。

従来の歯周病の治療は、歯肉の中や表面についた歯石を機械的に取り除き、専用の器具を使って磨きます。そして患者さんに家でのブラッシングを頑張ってもらう方法が主流でした。しかし、ブラッシングの仕方に個人差があったり長期の通院の途中で来院されなくなった患者さんがいたりするので、思うように歯周病が治らない患者さんもいました。

歯周内科とは、こういった従来の治療とは異なりお薬を使って歯周病を治そう!というものです。歯周内科を簡単に言うと「お口の中の除菌治療」です。細菌が原因で歯周病になるので、その細菌を退治していく治療になります。従来の治療に比べ、痛みが少なく治療期間が短縮されました。歯周病が進行していない方でも歯周内科治療を行うことにより、歯周病が進行しにくくなる効果があります。

◎歯周内科治療方法

  • 位相差顕微鏡により菌の確認をする
  • 細菌を除去する内服薬を服用する
  • カビの除菌薬剤あるいはカビ取り歯磨き剤での歯磨き
  • 除石後の歯石取り
  • 定期検診、クリーニング

ポイントとなるのが位相差顕微鏡での菌の確認になります。歯周病菌が多いか少ないか、又はどのような種類の菌がいるのかを確認します。歯周病が進行している方のプラークからは「トレポネーマ」という菌が見られます。他にもカンジタなどのカビ菌も見られる場合もあります。元々お口の中には何百種類もの細菌がいるものです。

お薬を内服やカビ取り剤で歯磨きをすることにより、歯周病菌の原因となる悪い菌を除菌することができます。症状が落ち着いてから、歯茎のポケットの深い所にある歯石を除去していきます。除菌され、お口の中の環境が改善されてもその状態が維持されなければ意味が無くなってしまいます。そのためにも、定期的な検診と歯のクリーニングが必要になります。

歯周病は感染病なので再感染を起こさないためにも、ご自身のケアと定期検診が必要になります。
歯周内科による除菌作業が一旦終わっても気を抜かないで下さい。歯周内科について気になる方は専門医に一度ご相談下さい。

歯周病と薬について考える国際歯周内科学研究会はこちら>>

歯周病タイプの予防方法

歯周病は、歯を支えている骨が歯周病菌の産生する物質により、破壊され失われる病気です。

歯周病
歯磨きで歯周病菌のかたまり、プラークの除去を行うことは、歯周病菌の数を減らすことになり、シンプルな方法ですが、 効果があります。

また、当クリニックでは位相差顕微鏡により、歯周病菌の種類を断定できるので、腫れたときなど、抗生物質の選択がより効果的になりました。
歯周内科という分野は生薬配合の歯磨き剤の使用により、確実に歯周病菌をへらすことができます。
また、超音波スケーラーでの歯科衛生士による口腔ケアも有効です。

ホームケアとしては、超音波歯ブラシ、音波歯ブラシなど効果があるようです。
また、1本だけ強く咬んでいるような咬合性外傷というかみ合わせの悪さからも、歯周病は二次的に進んでいきますので、かかりつけの歯医者さんにチェックしてもらう事も有効であるといえます。

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歯周内科治療とは

医科に内科と外科があるように、歯周科の分野にも内科と外科があります。

歯周内科治療は、メスを用いて悪い歯ぐきを切り取るような、外科的な処置ではなく、薬による内科的なアクセスを行い、 歯周病の原因であるバイ菌を除菌します。
歯周外科治療に比べて、組織に対する侵襲やストレスが少ないのが特徴です。

歯周外科治療を行った次の日に、消毒のためのご来院が必要になっても、歯周内科治療の場合は、まずありません。

身体にやさしい治療方法といえるでしょう。

口腔の歯周病菌やカビ菌の検査を、位相差顕微鏡を用いて行います。
動画モニターにて確認でき、その細菌にあうお薬や歯磨き粉を確実に選択できます。

当院では治療前に顕微鏡検査を行い、口腔内の菌の種類や状態を観察します。(検査料はいりません)位相差顕微鏡のモニターにて、一緒に細菌の種類や状態を確認していただき、必要な歯磨き剤の選択をさせていただきます。(歯磨き剤は1260円~1680円です)

3週間後に再度、歯周病の原因菌がお口の中にいるかどうかを、位相差顕微鏡で確かめ、必要な薬剤の確認を行います。お口の中の細菌の種類は約300~400種類。

歯磨き剤、うがい薬だけでも個人差はありますが、効果があらわれてきます。

場合により、抗生物質を使用しますが、急性症状で膿を切開して出した時などです。

<歯周内科治療の特徴>

この治療方法には4つの大きなポイントがあります。

  1. 位相差顕微鏡での菌の確認
  2. 細菌の除去薬剤の内服
  3. カビ菌の除去薬剤、あるいはカビとり歯磨き剤での歯磨き
  4. 除菌後の歯石とり

特に1.は非常に大きなポイントです。

実際に患者さんの口腔内の細菌の多くが、歯周病菌なのか、カビ菌なのかもしくは、きれいな状態なのか・・・

位相差顕微鏡で、口腔の菌を確認することが大切です。

その結果が、“ひとり、ひとり”のオーダーメイドである歯周内科治療の第一歩なのですから・・・

顕微鏡による細菌検査

位相差顕微鏡にて検査を行います。お口の中の細菌の種類、活動性を調べます。

細菌を動画にて録画、定期的に細菌検査を行い、歯周病菌を確認します。
細菌を記録することが大切で、細菌の数が減っているかどうかで歯周病の進行状況がわかります。
歯周病の治療効果が実感できる、確実な方法です。
所要時間:約10分

1.歯の周辺に付着しているプラークを採取します。

プラークを採取

2.位相差顕微鏡に検体をセットします。3200倍の倍率で細菌を観察し、パソコンにて動画を録画します。

3200倍の倍率で細菌を観察

3.患者さんと一緒に画像を見ながら、現在のお口の状況、今後の歯周内科の治療方針を説明させていただきます。

今後の歯周内科の治療方針を説明

歯周病原菌の動画

これは、歯周病菌の多い画像です。

同じく、これも、歯周病菌の多い画像です。

これは、きれいな画像です。

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