立川市柴崎町の小林歯科クリニックは予防歯科・歯周病治療に取り組んでいます
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歯ぎしりを治すには

歯ぎしりを治すにはどうしたらいい?

日常生活の中で歯が強く咬み合うのは、主に食事の時間です。

通常は軽く歯を閉じている状態だと思います。しかし、その他の時間も強く咬み合わせていることの多い人は、歯ぎしりが疑われますので、そういう癖がないかどうか、気を付けてみましょう。 咬み続け癖ともいいます。

特に、集中している時や緊張している時に強く噛みあわせてしまうことが多いようです。その場合は、気がついたら食いしばりを緩めてリラックスするよう心がけ、意識して癖をなくしていくようにしましょう。癖をなおすには日常行動を変えることを必要とします。習慣逆転法といいます。
「歯をはなそう」というメモをいろいろなところに張ります。メモをみたらフーッと肩の力を抜いて、息を吐いて脱力します。

顔の筋肉をマッサージなどで緩めるのも効果的です。
あくびも良いでしょう。アロマセラピーによる筋肉のリラクゼーションもあります。
歯ぎしり防止法としては、睡眠姿勢を正すことも必要です。合わない枕、ベッドもストレスになり、歯ぎしりの原因となります。また、うつ伏せや横向きで長時間寝るとあごがずれ、咬み合わせが悪くなり歯ぎしりを起こします。

良い睡眠姿勢は上向きで、鼻呼吸による深い呼吸が自然にできることです。
よい睡眠姿勢が、らくに上手くとれるような寝具や枕を整えることも一つの手でしょう。上向きに寝た時に、自然に立っている時のように背骨が適切なS字形カーブを描く状態になるよう、枕とベッドなどを選ぶと良いでしょう。そうした自分自身にベストな姿勢を保てる寝具では、上向きで眠れやすくなります。また、気道が開いて呼吸がスムーズにできるようになるため、安眠効果もあります。

良い睡眠姿勢を保つため、やや長めの睡眠時間をとることもよいでしょう
また、歯ぎしりのある人は食事時間が短い、飲み込むのが早いという傾向があるので注意しましょう。

歯ぎしり予防、緩和ケアとしてのマウスピース

歯ぎしりをやめようと思っても、睡眠中などの無意識下ではなかなか難しいのが現状ではないでしょうか?
歯ぎしり予防として手軽に使用できるのが、マウスピースです。マウスピースは上顎の歯列に装着します。

歯ぎしりは主に睡眠中に行われるので、上下の歯にかかる力の緩和の為に、夜間マウスピースを装着します。また、パソコン、通勤、仕事、車の運転、重い物を持つ、など日常の生活の中で、歯ぎしりをする時間がわかれば、その時に装着しても良いでしょう。マウスピースのシートは透明で硬さはソフトのタイプを使用しますので、人からは装着していることはわかりにくいです。発音にも影響しないので大丈夫です。
マウスピースの厚みは1ミリから2ミリといろいろありますので、マウスピース用にお口の型(上顎)をとる時に相談して、選んでいただきます。

歯ぎしりの治療法

マウスピースで緩和処置をはかりながら、歯ぎしりになった理由を身体的、精神的にわけて、治療していく事が大切です。
身体的な理由の場合は、態癖による咬み合わせのずれを生活習慣の改善により、治していきます。
また、お口の中に咬み合わせをずらしている様な不適切な詰め物、クラウン、ブリッジ、入れ歯など、再製作を行い、もしくはオクルーザーによる咬合検査を行い、咬み合わせの調整を行います。

咬筋などの筋肉に歯ぎしりによる痛みがあり、開口に違和感がある場合は、口腔内のアロマセラピーによるリンパマッサージなど、緩和処置を図ります。
場合によっては、口腔内科による漢方(保険外になります)を使った体質改善を行います。
精神的な理由の場合は、心療内科などのカウセリング、及びリラクゼーションを目的とした、アロマセラピーの芳香浴などをおすすめし、ストレスの原因となる生活の改善に努めていただきます。

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