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二重あごの原因は噛み合わせだった?!
二重あごは太った人だけではない
二重あご=太った人。というイメージがある人がほとんどだと思います。
しかし、体は痩せているのに二重あごになっている人を見たことがある、または周りにいる人がいるのではないでしょうか?
実は二重あごの原因は太っている事だけではないのです。肥満とは何ら関係のない二重あごもあります。噛み合わせが原因で二重あごになることがあります。
噛み合わせで重要となるのが、「顎の位置・顎の筋肉・歯」です。この中の一つでも問題があると噛み合わせが悪くなります。
顎の筋肉と関係
二重あごはその中でも、顎の筋肉に関係してきます。あご周りの筋肉が衰える原因の一つに、「早食い」があります。
噛み合せが悪くなる事で顎の筋肉のバランスが悪くなり、筋肉が弱まり、衰えます。その結果顎の位置が下がったり、リンパの流れが悪くなることで二重あごになる可能性があります。
噛み合わせで影響がでてくるのは二重あごだけではありません。
顎関節症
噛み合わせが悪いと噛むたびに顎がずれて顎関節症になる可能性があります。
口を開けると音がする、口が大きく開かない、顎の周辺に痛みがあるなどの症状がある方は受診するようにしましょう。
頭痛
噛み合せが悪いと首の後ろや頭の筋肉がこり、血流が悪くなることで頭痛を起こす人がいます。
姿勢
噛み合せが悪いと全身のバランスをとろうとして姿勢が悪くなります
では一旦話は二重あごに戻り、噛み合わせからくる二重あごを治すにはいったいどうしたらよいのでしょうか。
ストレッチ法紹介
2011年12月3日の世界一受けたい授業(日本テレビ)
で紹介されていたストレッチの方法を紹介します。
<ベロ回し運動>
- 唇を閉じたまま、舌の外側を大きく回す
- 2~3秒かけて1回まわすくらいのペースで、右回り×25
- 同じように左回り×25
これを朝昼晩1日3回行いましょう。
<ベロ押し体操>
舌の先端で上顎の歯茎を20秒間押す。力いっぱい押すのがポイントです!
この体操を「1日トータル3分」を目標に行います。
これらの2つの運動をする事で筋肉が鍛えられ、噛み合わせは改善し、二重あごもスッキリしてくるそうです。
もちろん1回やっただけでは効果はでません。毎日行う事が大切です。興味のある方は一度試してみてはどうでしょうか。
地図状舌ってなに?
地図状舌という病気を聞いた事はありますか?
地図状舌とは、名前の通り、舌の表面が地図のようにところどころ模様が出来る病気です。
若い女性に多く見られますが、幼児でも約15%ほど見られます。
地図状舌になった人は、舌にまだらに模様ができているため、人に見られるのが嫌だったりした体験がある方もいるのではないでしょうか?では、地図状舌はどのような原因で発症するのでしょうか。
原因
原因はよくわかってはいません。
ストレスや栄養障害やビタミンBの欠乏、遺伝、体質異常などと言われていますが、定かではありません。喘息や気管支炎などとも関連性があるといわれています。
症状
舌の表面の一部分に円形・楕円形の中央が赤色で周りが白色の淡紅色斑ができます。
それがだんだん大きく広がる事で、他の斑と融合し、さらに広がり結果的に地図のような模様になります。
これらは、日によって形態や位置が変化し広がりを変えるのが特徴です。
自覚症状はほとんどありませんが、まれにしみる、ぴりぴり違和感があるという方もいます。
溝状舌と合併することもあります。
※ 溝状舌(こうじょうぜつ):舌の表面に多数の溝がある状態のこと
治療法としては有効なものは確立されていません。また、自然に治ることはないとされています。
そのため、痛みがない場合は経過をみるようにしましょう。そして、しっかりバランスの取れた食事、ストレスのない生活をするように心がけましょう。
心配な方や、痛みや違和感を伴う方は歯科医院でみてもらうようにしましょう。食べ物が刺激となる場合は口腔内用のステロイドの軟膏などを使います。
また、口腔内を清潔に保つ事で症状が良くなることも多くあります。